リリースから年月が経った現在も、ショート動画のBGMやライブでの演奏映像をきっかけに、若者世代への波及が止まらない。タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパが最優先される過剰に合理化された世の中で、効率からはみ出してしまう人間の情けない部分を全肯定してくれる存在が求められているのだ。
深夜の帰宅途中にヘッドホンで聴く会社員や、進路に迷う学生たちの間で、「このフレーズに救われた」という投稿が日々タイムラインを賑わせている。消費されるだけのトレンド曲とは異なり、人生の節目に何度も引き戻される重みがここにはある。