学習者が最も混乱しやすいのが、「although」や「even if」との描き分けだ。焦点が「確定した事実」にあるのか「仮定のシナリオ」にあるのかが最大の分岐点となる。
「even if」は未確定の仮定を扱う。"Even if it rains tomorrow, we will go."(たとえ明日雨が降ったとしても、私たちは行く)という文では、明日の天気はまだ分からない。一方、「even though」はすでに起きている、あるいは揺るぎない事実にしか使えない。また、「although」との違いは強調の度合いにある。「although」がフォーマルで淡々と事実を対比させるのに対し、「even though」は感情を込め、「まさか本当にそうなのにもかかわらず」という強いニュアンスを添えるのだ。