エヴァファンのみならずアニメ史における有名なアクシデントとして知られる綾波レイの裸シーンは何話なのか。結論から言えば、テレビシリーズでは『新世紀エヴァンゲリオン』第5話「レイ、心のむこうに」(英語サブタイトル:Rei I)にて描かれています。また、2007年に公開されたリビルド作品『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』でも、物語中盤において同シチュエーションが精緻なリメイク映像で再構築されました。
物語の流れを振り返ると、シンジがNERV(ネルフ)本部で渡された新しいセキュリティIDカードを届けるため、第3新東京市のはずれにあるレイの自宅マンションを訪れるところから始まります。部屋の鍵が開いていたため中へ足を踏み入れたシンジは、荒涼とした部屋の床に落ちていた「ひび割れた眼鏡」に目を奪われます。その直後、シャワールームからバスタオルを巻かずに素肌のまま出てきたレイと鉢合わせになり、濡れた床に足を滑らせたシンジが真正面から覆いかぶさるというアクシデントが発生しました。
第1話の初登場時からレイのトレードマークとなっていた痛々しい包帯姿の理由は、シンジが第3新東京市へ来る直前に行われた「エヴァンゲリオン零号機起動実験」の暴走事故による重傷です。第5話の段階ではまだ傷が癒えておらず、部屋での入浴後シーンにおいて包帯を外した無防備な素肌が露わになり、彼女が背負う過酷な現実が視覚的に強調されていました。