参拝者の間で近年激しい争奪戦となっているのが、季節限定で頒布される特別な御朱印だ。繊細なレーザーカット技術と手作業の箔押しを組み合わせた「切り絵御朱印」は、あじさい祭の期間や特定の行事日にのみ限定枚数で授与窓口に並ぶ。
取材によって判明した授与の条件として、限定御朱印は原則として1人あたりの拝受数が厳しく制限されている点に留意したい。転売防止のため、その場での御朱印帳への挟み込み確認や、参拝証明を求められるケースがある。授与開始時刻は午前8時30分だが、特別デザインの頒布初日には午前7時台から整理券が配布されることもあるため、早めの行動が不可欠だ。
また、境内は山肌に沿って広がっており、「厄除けの石段」と呼ばれる145段の急勾配が立ちはだかる。足元は滑りやすい石畳が多いため、ヒールやサンダルでの参拝は避け、グリップ力の高いスニーカーを選ぶべきだ。足腰に不安がある場合は、本堂近くまで車で登れる身障者用ルートの有無を事前に確認しておくのが賢明である。霊峰の気迫と生命の美しさが交差するこの山寺は、万全の準備を整えて訪れる者にのみ、その真の姿を開示してくれる。 (出典: 雨 引 観音(Yahoo!ニュース))
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