Q1:服についたケチャップを洗濯機で普通に洗って乾かしてしまいました。薄く黄色いシミが残っていますが、もう落ちませんか?
A1:諦めるのはまだ早いです。一度洗濯・乾燥して残った薄い黄色やピンクのシミは、リコピンの色素沈着です。粉末の酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を50℃のお湯にしっかり溶かし、2時間ほど浸け置きしてみてください。その後、通常通り洗濯することで、酸化して残った色素を化学的に分解・除去できるケースが多々あります。
Q2:白Tシャツのリコピン色素沈着には「日光浴(天日干し)」が効くというのは科学的に本当ですか?
A2:事実です。トマトのリコピンは紫外線によって分子結合が破壊され、急速に退色・無色化する性質を持っています。洗剤や酸素系漂白剤で油分と大半の色素を洗い流したあと、わずかに色素が残ってしまった白Tシャツを直射日光の当たる場所で数時間干しておくだけで、紫外線照射によって赤みが完全に消え去ることがあります。ただし、色柄物の場合は服自体の染料も退色する恐れがあるため、白い綿衣料限定の裏ワザとして活用してください。
Q3:外出先で食器用洗剤がない場合、アルコール除菌ジェルで代用しても良いですか?
A3:おすすめできません。高濃度のアルコールは一部の化学繊維やプリント部分を傷めたり、染料を溶かして激しい色泣き(色落ち)を引き起こすリスクがあります。また、色素を中途半端に広げてしまう原因にもなります。外出先ではハンドソープを使用するか、乾いた紙で拭き取る程度に留め、無理にいじらず帰宅後に食器用洗剤で処置するのが安全です。