彼の原点を辿ると、1990年代に結成されたトリオ「底ぬけAIR-LINE」に行き着く。当時はお笑いライブやテレビの演芸番組でコントを披露していたが、大柄な体が繰り出す俊敏な動きとリズムネタのキレは、当時からお笑い通の間で高く評価されていた。
その後、彼が世界を震撼させたのが、黄色いヒョウ柄衣装でお馴染みのキャラクター「ピコ太郎」のプロデュースだ。YouTubeやTikTokで爆発的な拡散を記録した『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』のMVを思い出してほしい。派手な衣装をまとった高身長の男性がシュールなダンスを踊る視覚的インパクトは、言語の壁を超えてグローバルな笑いを生み出す決定的な要素となった。