2026年現在、世界的なフィーバーを巻き起こしている劇場版アニメ『鬼滅の刃 無限城編』において、童磨戦の映像化は間違いなく屈指の見どころだ。氷の血鬼術を駆使する童磨の絢爛かつ冷酷な技の数々が、ufotableの圧倒的な作画クオリティで描かれる様は息をのむ美しさである。
さらに、宮野真守が演じる童磨の軽薄で捉えどころのない演技と、早見沙織演じるしのぶの静かなる怒りの対比は圧巻の一言。毒が回り、顔が崩壊していく童磨の最期の瞬間、アニメーションならではの臨場感と音響演出が相まって、スクリーン越しに観客の心を揺さぶり続けている。