SNS上の洗練された画像だけを見ていると見落としがちですが、現地の住環境には日本人がカルチャーショックを受けるポイントが数多く存在します。特に韓国留学部屋探しを経験した人々の間では、水回り事情と建物の遮音性に関する話題が絶えません。
象徴的なのが、多くのワンルームやコシウォンに採用されている「シャワー・トイレ一体型バスルーム」です。バスタブはもちろん、シャワーカーテンの仕切りすら存在しない間取りが多く、シャワーを浴びるとトイレの便座やトイレットペーパーホルダーまで水浸しになります。慣れるまではスリッパの常時着用や、水滴を拭き取るスクイージーの常備が欠かせません。
格安物件の代表格であるコシウォン実態を調査すると、隣室のクシャミやスマートフォンのバイブ音が筒抜けになるほどの薄い壁、窓がない「内窓部屋」特有の湿気と圧迫感に悩まされるケースが後を絶ちません。一方で、近年のリノベーション型プレミアムコシウォンでは、各部屋に専用乾燥機付き洗濯機が設置されるなど、住環境の二極化が進んでいます。
実際の居住者からは「床暖房(オンドル)が冬場信じられないほど暖かく快適」「ペダル(出前文化)が発達しており部屋のドア前まで数十分で届く便利さは手放せない」という絶賛の声がある反面、「保証金の返還交渉で不動産屋や大家と揉めた」といったトラブル事例も散見されます。