航空ビジネスを取り巻く環境は、かつてないスピードで再編されつつある。過去の景気変動に伴う一時的な採用抑制期を経て、現在の採用前線は完全に「質的・量的拡大」のフェーズへ突入した。その根本にあるのが、長期経営指針である「JAL VISION 2030」だ。移動を通じた関係性の創出に加え、非航空領域での収益拡大やESG経営の実践が力強く掲げられている。
こうした経営ビジョンの達成には、従来の自社育成だけに頼る組織モデルからの脱却が欠かせない。異業種での実績や先端IT・デジタル技術、事業開発スキルを持つ外部人材の注入こそが、成長の原動力となる。実際に、従来は新卒中心だった組織文化の中に、明確な課題意識と専門性を持った中途採用組が続々と合流しており、組織の血流をダイナミックに入れ替えている。