10代半ばで芸能界の門をたたいた横山だったが、決して最初から順風満帆だったわけではない。ジャニーズJr.としてのレッスンに励む傍ら、生活費と弟たちの学費を稼ぐため、彼は建設現場で肉体労働に従事していた。昼間はヘルメットをかぶり、泥にまみれて汗を流す。そして夜になればステージへと向かう。まさに満身創痍の二重生活だった。
同世代の仲間たちが青春を謳歌する中、横山は常に現実の厳しさと隣り合わせで生きていた。「今日を生き抜くこと」に必死だった日々。しかし、この現場での泥臭い経験こそが、後にどんな困難にも屈しない雑草魂と、周囲への深い気配りのできる人間性を形作ることになる。