公衆衛生分野の第一人者である尾身茂氏をはじめとする感染症の専門家らは、無症状または軽微な風邪症状のまま過ごしてしまう「サイレントキャリア」による伝播リスクに強い警鐘を鳴らしている。家庭内で感染者が発生した際、症状が出ていない同居家族もすでに潜伏期間に入っている可能性を考慮しなければならない。
家庭内でのマスク着用はもちろんのこと、1時間に2回以上の対角線上にある窓を開けた全換気など、基本的な公衆衛生アクションの徹底が求められる。家庭内における油断の一歩が、職場や学校といった社会空間へのウイルス持ち出しにつながるからだ。