この小さな芽が世界的な注目を集めるきっかけとなったのは、米国のジョンズ・ホプキンス大学医科大学院における歴史的研究だ。
同大学のポール・タラレー博士らの研究チームは、ガン予防物質の探索プロセスにおいて、ブロッコリーの幼芽に極めて高い解毒酵素誘導活性があることを発見した。タラレー博士の功績は、単に栄養素を補給するだけでなく、人間の体が本来持つ自己防衛メカニズムを食品成分で活性化させるという予防医学・栄養学の新たな扉を開いた点にある。
この発見以降、世界中の研究機関で臨床試験が進められ、肝機能の保護、解毒作用の強化、糖化ストレスの軽減など、多角的な健康効果が科学的に立証されるに至っている。