Q1:自分でブロアを交換するのは違法ですか?資格は必要ですか?
A1:違法ではありません。屋外コンセントにプラグを差し込むタイプであれば電気工事士の資格は不要であり、一般の家電製品を設置するのと法的に同等です。ただし、配線が直接ブロア内部に引き込まれている結線型の場合は有資格者による工事が義務付けられています。
Q2:風量(40、60、80など)を勝手に小さいものに変更してもいいですか?
A2:厳禁です。風量は浄化槽の容積と処理方式(人槽計算)に合わせて設計されています。電気代を浮かせようと風量を小さくすると、槽内の溶存酸素量が低下してバクテリアが活動停止し、即座に水質悪化と悪臭を引き起こします。必ず現在設置されている機器と同じ風量、あるいは点検業者が指定した規定風量のものを選んでください。
Q3:1口と2口の違いは何ですか?間違えて購入するとどうなりますか?
A3:1口は常に空気を送り続ける単独浄化槽などに用いられるタイプです。2口は合併処理浄化槽用で、通常の「ばっ気(散気)」と、目詰まりを防ぐ「逆洗」を自動で切り替える電磁弁とタイマーを内蔵しています。仕様が異なるブロアを接続することは物理的に不可能、または浄化槽の故障を招くため、必ず既存機種の配管本数と散気・逆洗の左右位置を確認して同一仕様品を購入してください。
Q4:ブロア交換にかかる補助金は個人で受給できますか?
A4:ブロア単体の交換に対して個人向け補助金を常設している基礎自治体は全国的に見ても極めて稀です。単独浄化槽から合併処理浄化槽への全体転換には手厚い補助(数十万円規模)がありますが、機器交換単体では原則として全額自己負担となります。そのため、DIY調達や相見積もりによる自発的なコスト削減が最も効果的な防衛策となります。