朝青龍が日本相撲史に刻んだ足跡は、今なお色あせることのない金字塔です。幕内最高優勝回数は歴代4位タイとなる25回。特に2005年には、大相撲史上初となる年間6場所完全制覇(年6場所すべてで優勝)と、年間最多勝記録となる84勝6敗という驚異的な大記録を樹立しました。
土俵上でのスピード感と多彩な技、土俵際で見せる圧倒的な勝負強さは唯一無二でした。のちに歴代最多45回の優勝を果たす大横綱・白鵬(現・宮城野親方)とは、平成の土俵を二分する激しい名勝負の数々を繰り広げました。
闘志をむき出しにして前に出る「動」の朝青龍と、懐の深い受けの相撲から仕留める「静」の白鵬。二大横綱が激突した「青白時代」の千秋楽結びの一番は、日本中のファンを熱狂の渦に巻き込み、相撲人気の黄金期を築き上げました。