守護とは?地頭との違いや権限・守護大名への変遷を徹底解説

守護とは?地頭との違いや権限・守護大名への変遷を徹底解説

守護とは?地頭との違いや権限・守護大名への変遷を徹底解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

鎌倉幕府が滅亡し室町幕府が開かれると、守護の性格は劇的な変貌を遂げます。足利尊氏は南朝との長期にわたる内乱(南北朝の内乱)を勝ち抜くため、各地の有力武士を守護に任じ、軍資金調達や戦力動員の便宜を図る目的で強大な権限を次々に付与しました。

その代表例が「半済令(はんぜいれい)」です。当初は戦費調達のため荘園の年貢の半分を武士に徴収させる時限措置でしたが、やがて土地そのものの半分を武士が領有する権利へと拡大していきました。さらに、幕府の判決を実力行使で執行する「使節遵行(しせつじゅんぎょう)」の権限も獲得し、守護は国内の裁判権・警察権・徴税権を一手に握るに至ります。

こうして一国の経済的・政治的支配権を掌握し、独立した領主のように君臨するようになった室町時代の守護を、歴史学では「守護大名(しゅごだいみょう)」と呼びます。細川氏、斯波氏、畠山氏(三管領)や、山名氏、一色氏、赤松氏、京極氏(四職)といった有力家門がその代表格です。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。