現在の天皇陛下のお名前は徳仁(なるひと)、幼少時の御称号は浩宮(ひろのみや)と称されました。1960年(昭和35年)2月23日生まれで、2026年には満66歳を迎えられています。
徳仁陛下の学問的キャリアは、歴代の皇族の中でも特筆すべき独自性を持っています。学習院大学文学部史学科をご卒業後、イギリスの名門オックスフォード大学マートン・コレッジへ留学されました。留学時代にはテムズ川の水上交通史を研究され、単身での寮生活や洗濯、庶民とのパブでの交流など、飾らない人間性を育まれました。帰国後、学習院大学大学院で研究を継続され、著書『テムズとともに』には当時の率直な観察と思索が生き生きと記されています。
皇太子時代から一貫して「水」に関する国際問題にライフワークとして取り組まれており、国連の「水と衛生に関する諮問委員会」名誉総裁を務められるなど、グローバルな環境・防災分野において世界的な専門家からも敬意を集めています。取材現場でも、報道陣や国内外の要人に対して常に柔らかい笑顔を絶やさず、自ら進んで相手の話に熱心に耳を傾ける「傾聴の姿勢」が関係者から高く評価されています。