多忙を極めた30代、40代を経て、現在の彼女が大切にしているのは「ペースを自分でコントロールする」という姿勢だ。作品選びにおいても、話題性や規模感だけに囚われることなく、自分が本当に心から納得できる脚本と信頼できるクリエイターとの仕事を選び取っている。
「作品と向き合う時間と同じくらい、生活者としての自分を養う時間が大切」という考え方は、エンターテインメント業界における働き方改革の先進的なモデルとしても注目されている。焦らず、急がず、自分自身の刻印を刻むように役柄を育てていくスタイルが、彼女の演技に唯一無二の深みを与えているのだ。