黒丸での成功は、インフラ企業による新たな挑戦の好例でもある。中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)が進める高速道路サービスエリア事業の構造変革において、「食のデスティネーション(目的地)化」は最も重要な戦略の一つだ。従来の売店型経営から脱却し、地方の魅力を発信する情報拠点としての役割を強化している。
NEXCO中日本は、飲食・フードサービス産業のトレンドを迅速に取り入れ、パーキングエリアごとに個性あふれる店舗展開を推進。黒丸パーキングエリアにおける成功事例は、全国のサービスエリア施策のモデルケースとなりつつあり、通過点に過ぎなかったPAを行楽の主役に引き上げる原動力となっている。