多くの人がエナジードリンクの危険性をカフェイン量だけで測ろうとする。しかし、問題はそれだけにとどまらない。急激な血糖値の上昇と下降をもたらす大量の砂糖、あるいは「ゼロカロリー」を謳う製品に大量に添加された人工甘味料も、自律神経を激しく揺さぶる要因だ。
さらに、炭酸の爽快感と強いフレーバーは、短時間での「急速摂取」を容易にする。コーヒーを熱い状態で少しずつ飲むのとは異なり、冷えたエナジードリンクはわずか数分で胃に流れ込む。この急激な血中カフェイン濃度のスパイクが、心臓への負担を劇的に高め、急性中毒の引き金となるのだ。