「モンスター田島」の名が世界中に轟いたのは、舗装路とダートが激しく交錯するヒルクライム競技の現場だった。彼の手がけるマシンは、とにかく速く、そして圧倒的に壊れない。どんな悪路であってもドライバーの意図したラインを正確にトレースする。その徹底した勝利への執念から生まれたのが、チューニングパーツやコンプリートカーを手がける独自ブランド「モンスタースポーツ」だ。
レースの現場で得られた泥臭い実戦データは、即座に市販パーツやカスタマイズ技術へとフィードバックされる。メカニックたちが現場で直面した課題をその場で解決していくスタイルこそが、技術集団としての確固たる信頼を築き上げてきた原点と言える。