その実力は、全国の愛好家が集う格式高い組織「全日本愛瓢会」の重鎮たちをも唸らせるに至った。長年ひょうたんを愛し続けてきたベテラン会員たちからも、その確かな造形力と素材への敬意が高く評価されている。お笑い界の枠に収まらないこの評価は、彼が費やしてきた膨大な時間と情熱に対する正当な賛辞といえるだろう。
芸人の趣味という色眼鏡で見られがちな世界において、結果で周囲を納得させてきた。ただ珍しいものを作るのではなく、ひょうたんという自然素材が持つ独特の曲線や歪みを最大限に活かす造形美。愛瓢会の展示会でも彼の作品の前には自然と人だかりができ、老若男女がその精密な彫刻美に見入っている。