ただ横たわるだけでは十分な恩恵を受けられません。骨格をニュートラルな位置へ戻し、全身の無駄な力を逃すための正確なステップを押さえておきましょう。
【正しいシャバーサナの基本手順】
1. 仰向けの姿勢を作る:ヨガマットや硬めの敷物の上に仰向けになります。両脚は腰幅よりやや広め(マット幅程度)に開き、つま先は自然に外側へパタンと倒します。
2. 腕の配置と手のひらの向き:両腕は体幹から握り拳2〜3個分ほど離し、脇の下に心地よい風が通るスペースを作ります。手のひらは必ず「上(天井側)」に向けるのが鉄則です。手のひらを上にすることで肩甲骨が自然にマットに沈み込み、巻き肩が解消されて胸が深く開きます。
3. 首と頭の位置を整える:後頭部を軽く引き、アゴを軽く引いて首の後ろを心地よく伸ばします。奥歯の噛み締めを解き、舌の力を抜いて上顎から離しましょう。
4. まぶたを優しく閉じる:眉間のシワを伸ばし、顔の表情筋全体を緩めます。
姿勢が整ったら、意識を「呼吸法」へと向けます。無理にお腹を膨らませるようなコントロールは手放し、「自然に出入りする空気の流れを見守るだけの呼吸」へとシフトしてください。鼻を通る空気の冷たさや温かさに注意を払うことで、雑念が消え去り、究極のリラクゼーションへと導かれます。