2026年の幕開けとなった元日および新春三が日の編成は、予期せぬ自然災害への対応というテレビメディアの社会的使命と、祝祭性を届けるエンターテインメントの役割が交錯する極めて異例の展開となりました。
本来、元日夜の主役を務めるはずだったテレビ朝日系『芸能人格付けチェック!2026お正月スペシャル』は、元日夕方に発生した令和6年能登半島地震の緊急報道特番への切り替えに伴い放送が延期され、芸能人格付けチェック放送日程は1月7日(日)夜へと振替となりました。GACKTの個人連勝記録の行方や、予期せぬ波乱の展開は視聴者の大きな関心を集め、振替放送当日も極めて高い世帯・個人視聴率を記録しました。
また、元日の夜に予定されていたTBS系『ドリーム東西ネタ合戦2026』も1月8日(月・祝)へとお笑い東西ネタ合戦放送時間が変更され、千鳥、かまいたち、サンドウィッチマン、博多華丸・大吉ら東西を代表するトップ芸人たちの至極のネタが遅れて届けられる形となりました。一方、フジテレビの生放送の伝統を誇る『第57回新春!爆笑ヒットパレード2026』など、三が日に放送された新春お笑い特番出演者一覧には、M-1グランプリ2026新王者となった令和ロマンをはじめ、キングオブコント王者、THE W女王が勢揃いし、初笑いを求める視聴者に笑顔を届けました。
そして1月2日・3日の午前中を独占したのが、日本テレビ系で完全生中継された「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走」です。記念大会となった箱根駅伝放送スケジュールは、両日ともに朝7時から昼過ぎまで列島の視線を集め、青山学院大学が往路・復路・総合のすべてで大会新記録を叩き出す圧倒的な完全優勝を果たしました。沿道の熱気と中継車からの息をのむ映像演出は、100年の節目にふさわしいスポーツ中継の金字塔となりました。