事件の発端は、被害女児の異変に気づいた保護者や周囲の大人による通報でした。普段は活発に過ごしている女児が突如として強い眠気やふらつきを訴え、自力で起き上がれなくなるという異常事態が発生。病院へ緊急搬送された後の尿検査および血液検査によって、体内から通常は処方されない睡眠導入剤の成分が検出され、人為的な投薬の疑いが浮上しました。
警察が女児の行動履歴や当日の接触者を徹底的に割り出した結果、女児の身辺にいた人物が捜査線上に浮上。女児が口にした飲料水の容器や周囲の残留物から同一成分が検出されたこと、さらに容疑者自身の関係先から同系統の薬剤が押収されたことが決定打となり、傷害や暴行などの容疑で逮捕状が執行されました。密室に近い環境で行われた卑劣な犯行の全容が、警察の科学捜査によって白日の下に晒された瞬間でした。