「これまでにない深いリセット感を味わえる」——そう語るのは、週に3回は足を運ぶというサウナ愛好家の男性だ。サウナでの発汗、冷水風呂での引き締め、そして外気浴スペースでの休憩。この一連のシークエンスで得られる「サウナ・ととのい」の感覚は、目黒の風が吹き抜ける半外気浴エリアで頂点に達する。
そして視線を上げると、銭湯ペンキ絵師として名高い田中みずきの手による躍動感あふれる富士山のペンキ絵が目に飛び込んでくる。伝統的な技法で描かれた壮大な風景画は、入浴者の心を穏やかに解きほぐす視覚的な癒やしを提供。身体の感覚が研ぎ澄まされた状態で眺める富士山は、まさに心身が完全に調和する至福の時間を演出してくれる。