ブランドの歴史において最も革新的な取り組みの一つとして語り継がれているのが、ルーヴル美術館コラボレーションプロジェクトだ。世界最高峰の美の殿堂であるルーヴル美術館が誇る名作絵画や彫刻を、一流の調香師たちが香りで解釈するという前代未聞の企画である。
「ミロのヴィーナス」や「サモトラケのニケ」といった至高のアートワークが、水性香水として可視化ならぬ“可香化”された。視覚芸術と嗅覚芸術が交差するこのプロジェクトは、フレグランス業界にとどまらず、全世界のアートファンやコレクターの間で大きな反響を呼び、ブランドの独創性を改めて世界に印象づけた。