現代の生活で最も親しまれている主流サイズといえば、やはり0.5リットル(500ml)と2リットル(2L)だ。そもそもこの便利な容器に使われている素材「ポリエチレンテレフタラート」は、米国DuPont社のエンジニアであったナサニエル・ワイエスが1970年代に特許を取得したことから始まった。内圧に耐えうる軽くて丈夫な構造は、飲料容器の概念を劇的に塗り替えたのだ。
日本国内において、容器包装・生活雑学ジャンルでも度々話題に上るのが「なぜ500mlと2Lが標準になったのか」という歴史的経緯である。1970年代後半に醤油用として導入された後、1982年に清涼飲料水への使用が解禁された。当初は大型の1.5リットルや2リットルサイズが先行したが、持ち運びやすさを追求する消費者の声に応える形で0.5リットルサイズが登場。手のひらに収まる絶妙なサイズ感と、1日分の水分補給に適した容量バランスが評価され、不動の定番として定着した。