大会自体は無事に会期を終えたものの、真の試練は閉幕後に訪れました。大会施設の後利用計画が未策定のまま建設された会場が多く、年間数十億ウォン単位の維持管理費が地元自治体に重くのしかかることになります。
象徴的だったのが、開会式・閉会式が行われたメインスタジアムです。維持費の削減を目的に、大会終了直後に客席の大部分が解体・撤去され、現在は一部の記念館などを残すのみとなりました。多額の建設費を投じた施設が短期間で姿を消す様子は、持続可能性の観点から大きな議論を呼びました。
また、巨額の赤字を出した平昌アルペンシアリゾートは最終的に民間企業へ売却されましたが、その売却額が建設負債を大きく下回ったことで、江原道開発公社は深刻な財政赤字を抱え続ける結果となりました。