日本中の誰もがその名を知る最大の契機となったのは、間違いなくPL学園高等学校の野球部による圧倒的な快進撃だ。全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)や選抜大会で積み上げた数多の優勝旗は、教団の名を全国津々浦々に轟かせた。校歌の「ああ PL PL」というフレーズは、昭和の球史に深く刻まれている。
その黄金期の象徴が、1980年代前半に空前絶後のブームを巻き起こした「KKコンビ」、すなわち桑田真澄と清原和博の存在である。彼らが甲子園で見せた圧倒的なパフォーマンスは、単なる高校野球の枠を超え、ひとつの社会現象へと昇華した。桑田真澄の緻密な制球力と理論派の一面、清原和博の豪快な打撃力。対照的な二人のスターの活躍は、そのままPLブランドの強固な威光となり、後のプロ野球界、ひいてはメディア空間における教団の存在感を決定づけた。