萬田久子の私生活を語る上で欠かせないのが、アパレル大手「リンク・セオリー・ジャパン」の創業者で実業家の佐々木力(ささき・ちから)氏との関係です。二人は法律上の婚姻届を提出しない事実婚というパートナーシップを長年貫きました。
出会った当時、佐々木氏には前妻と子どもがおり、二人の関係は世間から大きな注目を浴びることとなりました。しかし、形にとらわれない自立した大人の関係を築き、互いを最も理解し合う同士として強い絆で結ばれていたことは広く知られています。
転機が訪れたのは2011年8月9日。佐々木力氏がスキルス性胃がんのため、60歳という若さで急逝しました。異変に気づいてからわずかな期間での別れとなり、萬田自身も計り知れない衝撃と深い哀しみに包まれました。葬儀では「彼に出会えたことは私の人生最大の誇り」と語り、パートナーへの深い感謝と愛を公の場で伝えています。最愛の人を失った喪失感を乗り越え、彼女は前を向いて歩むことを決意しました。