ファンの間で今も語り草になっているのが、過剰な検閲による「白い血」の表現だ。ゴールデンタイムや夕方の放送枠ではないにもかかわらず、流血シーンがすべて不自然な白い液体に修正され、シリアスな戦闘シーンがシュールなギャグに見えてしまう事態が発生した。これには原作のバイオレンスかつ熱い展開を期待していた視聴者も困惑するしかなかった。
さらに、ベッドに腰掛けるメリオダスのデッサンが完全に崩壊し、頭部と体のバランスが奇妙に歪んだカットは、瞬く間にSNSで拡散された。海外のアニメコミュニティでも「Meliodas sitting on a bed」として格好のネタにされ、作品のブランド価値は文字通り失墜した。ファンが求めていたのは、魂のぶつかり合いを描く熱いバトルであり、作画の粗探しをすることではなかったはずだ。