Q1:子どもが鉛筆の芯をペロッと舐めたり、小さな破片を誤飲してしまいましたが大丈夫ですか?
A1:健康上の危険は極めて低いです。芯の主原料である黒鉛と粘土は生体毒性がなく、胃腸から吸収されることなく便と一緒に排泄されます。ただし、喉に詰まらせていないか、呼吸に異常がないかを確認してください。万が一体調の変化が見られる場合は小児科を受診してください。
Q2:昔刺さった鉛筆の芯の跡が手のひらに黒く残っています。放置しても癌などの病気になりませんか?
A2:病気の原因になることはありません。黒鉛粒子が皮膚の真皮層に留まり「外傷性刺青」として定着している状態です。発がん性や毒素の溶出はありませんので、整容面(見た目)で気にならなければ放置して問題ありません。消したい場合はレーザー治療や皮膚科手術で除去可能です。
Q3:色鉛筆の芯も黒鉛と粘土でできているのですか?
A3:いいえ、色鉛筆の芯は黒鉛を使用していません。色鉛筆の芯は、タルク(滑石)や白土などの体質顔料に着色顔料を混ぜ、ワックス(植物性油脂やロウ)と合成糊で固めた非焼成(焼かない)製法で作られています。
Q4:鉛筆の芯は電気を通しますか?
A4:通します。主成分の黒鉛(グラファイト)は炭素原子が六角形の網目状に結合しており、自由電子が移動できるため導電性があります。コンセントの穴に鉛筆の芯を差し込むと感電事故に繋がる恐れがあるため、絶対に行わないよう注意してください。