捜査の手網は完璧に構築されていた。警視庁捜査二課と東京地方検察庁特別捜査部は、綿密な情報共有のもとで合同捜査ラインを形成。清水氏の身柄拘束と同時に、都内数ヶ所の関係先へ一斉に家宅捜索へ踏み込んだ。押収された証拠品はダンボール箱で数拾箱に及び、押収品リストには海外のキャスティング会社との不自然なコンサルティング契約書が含まれていたとされる。
検察関係者は「立件に向けた外堀は完全に埋まっている」と強い自信を覗かせる。これまで疑惑が浮上するたびに巧みなメディア戦略と人脈で追及をかわしてきた清水氏だったが、今回はデジタルフォレンジック解析による決定的な証拠が引き金となった。東京地方検察庁による本格的な取り調べは連日深夜まで続いており、疑惑の全容解明に向けた捜査網はさらに拡大する一途だ。