トレセン活動には、ポジティブな側面ばかりではありません。選考に漏れた落選のショック、過密なスケジュール、移動の負担など、家庭環境を含めたリアリティが存在します。
岐阜県は飛騨から東濃、西濃まで地理的に非常に広大です。夜間の練習会や週末の強化試合会場が岐阜市内のフットボールセンターや長良川競技場周辺になることも多く、保護者の送迎の負担は決して小さくありません。
また、落選した子どもへのケアも極めて重要です。U-11の段階で落選しても、将来のキャリアが閉ざされるわけではありません。成長期の発育タイミングの違いにより、6年生や中学生になってから一気に頭角を現す選手は無数に存在します。
保護者に求められる役割は、合否の結果に一喜一憂することではありません。トレセンで得た課題を持ち帰り、日々の自主練習やチームでのプレーにいかに落とし込めるかを温かく見守ることです。