アメリカやカナダの歴史、ニュース、ドキュメンタリーなどを読んでいると、「Indian reservation」という表現を目にすることがあります。この場合のreservationは「(先住民族の)特別保留地・居留地」を意味します。
19世紀、アメリカ合衆国政府が西方へと領土を拡大していく過程で、先住民族から広大な土地を割譲させました。その際、先住民族が居住し続けるために「政府の手元に部族用として特別に残し、取り置いた(reserved)土地」とした歴史的経緯から、この区域を「reservation」と呼ぶようになりました。
現代では部族が自治権を持つ特別な主権区域として存続しており、ニュース報道や法制度の解説でも頻出する単語です。これも「特定の目的のために他と切り離して取っておいた区画」というコアイメージに基づいています。