多くの観光客は完全に日が暮れてから山頂を目指すが、実はプロの写真家やカメラ好きがこぞって狙うのは日没前の「マジックアワー」だ。もいわ山頂駅の屋上展望台南西側コーナーは、夕日が手稲山系や恵庭岳のシルエットへと沈みゆくドラマチックな瞬間に立ち会える隠れた撮影スポットである。
空がオレンジ色から濃紺へと変わる約20分間、街の明かりが一つ、また一つと点灯していく様子は神秘的ですらある。展望台中央に立つ「幸せの鐘」越しに夕景を切り取れば、SNSでも映える印象的な一枚が完成する。風が冷めやすい山頂では、防寒対策を万全にして日没30分前から待機するのが成功の鍵だ。