山手線をはじめとする主要路線が乗り入れる交通の要衝、日暮里駅。東日本旅客鉄道(JR東日本)の改札を抜けた瞬間、ホームやペデストリアンデッキ付近で「ふっと不思議な香りが鼻をかすめた」という乗降客の報告は多い。改札を出て北改札側と南改札側では、漂う臭気の性質が全く異なる点も興味深い。
地域住民からの問い合わせを受け、荒川区役所や東京都環境局などの行政窓口にも意見が寄せられているという。公害レベルの悪臭被害として報告されているわけではないものの、環境への関心が高まる中で「正体が分からない匂い」に対する市民の警戒心や好奇心が浮き彫りになっている格好だ。