RIZIN FIGHTING FEDERATIONの差配を振るう榊原信行CEOは、これまで幾度となく試合順の重要性を口にしてきた。大規模な格闘技興行を成功させるため、どの試合を「爆発の引き金」にし、どのタイミングで「技術の応酬」を見せるか――その組み立てには明確なロジックが存在する。
実力者同士の渋い攻防を中盤に配置して観客の息を呑ませ、後半戦に向けてストーリー性を帯びた大物同士の対決をぶつける。単に実績順にならべるのではなく、感情の波を生み出すカード配置こそが、観客を飽きさせないタイムスケジュールを創り出しているのだ。