この緻密な制御の心臓部を担うのが、高度な赤外線センサー技術を駆使した「ムーブアイ mirAI」である。床や壁の温度はもちろん、人の手先や足先の温度変化まで0.1度単位で見分け、冷えやすい身体部位を特定する。フラッグシップの「霧ヶ峰 Zシリーズ」では、このセンサー性能がさらに強化された。
特筆すべきは、単に「今現在の温度」を測るだけでなく、間取りや断熱性、外気温の変化まで学習し、未来の室温変化を予測して先回り制御を行う点だ。直射日光が差し込む午後のリビングであっても、室温が上がりきる前に先回りで体感温度をコントロール。風が直接当たって肌寒さを感じるような「エアコン酔い」を防ぎつつ、常に洗練された空気環境を保つ仕組みが構築されている。