こうした店頭募金や社会支援活動の背景には、グループ全体を貫く確固たる経営思想が存在する。親会社である株式会社セブン&アイ・ホールディングスの最高経営責任者(CEO)である井阪隆一氏は、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営の推進を事業戦略の核に据えてきた。
事業主体であるセブン-イレブン・ジャパンの事業活動と社会課題の解決を統合する取り組みは、単なる企業のボランティアの域を出ている。地域社会のインフラとしての責任を果たし、顧客・加盟店・本部が協働して社会価値を創出する。このサステナビリティ戦略こそが、日常の募金活動を一時的なイベントに終わらせず、30年以上の長きにわたり持続させている源泉といえる。