今シーズンのJ2は、首位から中位グループまでが僅差でひしめく歴史的な大混戦だ。最新の勝敗データを紐解くと、ロアッソ熊本は一戦ごとの結果で順位を3つも4つも上下させる劇的な展開の中にいる。昇格プレーオフ進出圏内となる6位ラインとの勝ち点差は、わずかワンゴール、あるいはひとつの引き分けで引っくり返る極小の領域だ。
得失点差の争いも熾烈を極める。勝ち点が並んだ際に命運を分けるこの数字において、攻撃的なアプローチを続ける熊本はアグレッシブなゴール数でライバルたちにプレッシャーを与えている。失点を恐れずに前へ出る姿勢は時としてリスクを伴うが、勝ち点3を愚直に狙いに行くスタイルこそが、ライバルクラブとの直接対決で大きなアドバンテージとなっている。