世界一臭い缶詰シュールストレミングの真実!安全な開け方と現地の食べ方

世界一臭い缶詰シュールストレミングの真実!安全な開け方と現地の食べ方

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シュールストレミングが放つ強烈な臭気の根本にあるのは、独特の製法です。一般的な缶詰は加熱殺菌を行って中身を無菌状態に保ちますが、シュールストレミングは加熱殺菌を一切行わない「生の塩漬け発酵食品」として缶に密封されます。

材料となるのは、春先にバルト海で獲れる新鮮なモルタ(産卵前のニシン)。これを薄い塩水に漬け込んで樽で一次発酵させた後、まだ発酵が活発に続いている状態で缶に封入します。すると缶の内部で嫌気性細菌(Haloanaerobium属など)がニシンのタンパク質を分解し、硫化水素(腐卵臭)、酪酸(使い古した靴下のような酸臭)、プロピオン酸(汗の臭い)、酢酸といった強烈な揮発性化合物を大量に生成し続けます。

悪臭の度合いを数値化する「アラバスター測定器」による計測では、日本の代表的な発酵珍味である「くさや(焼き立て)」が1267Au、納豆が452Auであるのに対し、シュールストレミングは驚異の8070Auを記録。これはくさやの約6.3倍、納豆の約18倍に相当し、名実ともに「世界一臭い缶詰」の王座に君臨し続けている明確な証拠です。

石川 優花
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石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。