銀幕のスターとしてのキャリアは、1956年の映画『狂った果実』での鮮烈なデビューから始まった。日活株式会社の看板俳優として瞬く間にスターダムを駆け上がり、長身と抜群のプロポーション、太陽のような笑顔で当時の若者たちを熱狂させた。彼の登場は、それまでの戦後邦画の暗いイメージを一新する革命的な出来事であった。
太陽族映画のアイコンとして一世を風靡した彼は、やがてダイナミックなアクション映画の主役として日本映画界の中心へと君臨していく。スクリーン上で魅せた軽快なステップと型破りな魅力は、戦後復興を遂げつつあった日本の活力そのものを体現していた。