デフォルメ表現の極致とも言えるカリカチュアの領域でも、新しい風が吹いている。作画速度とユーモア溢れる特徴の誇張で知られるカリカチュア・ジャパン株式会社などの専門企業は、対面接客の現場だけでなくデジタル領域への展開を加速させている。
誇張表現、すなわちカリカチュアの技法は、単に顔のパーツを大きく描くことではない。その人物が持つ本質的な魅力やエネルギーを抽出する高度な対話アプローチだ。ストリートのライブパフォーマンスで培われたスピード感と、デジタル作画の精密さが融合した結果、短時間で高いエンターテインメント性を備えた作品が生み出されている。