この曲の原題は「God Be With You Till We Meet Again」。19世紀末にアメリカで生まれた。日本では「讃美歌405番」として知られ、キリスト教の枠を超えて卒業式や葬儀、あるいは大切な人との別れの場で歌われてきた歴史がある。
なぜ、これほどまでに古い歌が今の時代に響くのか。それは、私たちが「繋がりの希薄化」を肌で感じているからに他ならない。画面越しのコミュニケーションが当たり前になった2026年だからこそ、「また会う日まで、あなたが無事でありますように」というシンプルで剥き出しの祈りが、人々の乾いた心に染み渡るのだろう。