2008年秋、ロックファンの間に稲妻のような衝撃が走った。沖縄県出身の若き3人組が放ったデビューシングル「ヒトヒラのハナビラ」である。人気テレビアニメ『BLEACH』のエンドテーマに抜擢されたこの楽曲は、エッジの効いたギターリフと切なくも芯のあるヴォーカルが奇跡的な融合を果たしていた。
当時、ソニー・ミュージックレコーズが全力でバックアップしたこの新人バンドは、本格派ガールズロックのニューアイコンとして一躍脚光を浴びることになる。10代特有のヒリついた情動と圧倒的なバンドアプローチ。その中心にいたのが、作詞・作曲を手掛けフロントに立つAIMI(原国愛海)だった。彼女の紡ぐメロディは、青臭さと美しさが同居する唯一無二の魅力を放っていた。