農林水産省の最新作物統計および産地調査データによると、国内のスイカ総収穫量は年間約30万トン規模で推移しています。農業従事者の高齢化や気候変動の影響を受けつつも、スマート農業や品種改良の導入によって、一玉あたりの品質と糖度は年々向上しています。
全国の収穫量シェアにおいて、圧倒的なトップを独走し続けているのが熊本県です。年間約4万6,500トンの収穫量を誇り、全国シェアの約14〜15%を占めています。次いで2位に千葉県(約3万7,500トン)、3位に山形県(約2万8,600トン)が続き、この上位3県だけで国内生産の3割以上を担っています。
さらに、名産地として全国的な知名度を誇る鳥取県や長野県、黒皮スイカで贈答需要を牽引する北海道などが続き、それぞれが異なる出荷時期と独自の強みを持つことで、春先から初秋まで途切れることなく高品質なスイカが全国へ供給されています。