台風15号は現在、時速およそ20キロの速さで北北西に進んでいる。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルに達しており、暴風域を伴ったまま北上を続けている状況だ。最新のアンサンブル予測(複数のシミュレーション結果を平均化した予測モデル)によれば、太平洋高気圧の縁を回るようにして西日本から東日本の太平洋側に徐々に接近する経路が濃厚となっている。
特に注意すべきは進路転向のタイミングだ。上空の偏西風に乗り始める木曜日夜から金曜日にかけて、進行方向を北東へ変える見込みである。この転向の角度によって、本州への直接上陸の可能性や暴風域がかかる範囲が大きく変わるため、気象庁は3時間おきの詳細発表を注視するよう求めている。