試験の性質が全く異なるため、学習のアプローチも明確に分ける必要があります。
TOEFL iBTの対策では、スピーキング対策とライティングの型づくりが勝敗を分けます。特にスピーキングの統合型タスク(Integrated tasks)では、「画面上のパッセージを45秒で素早く要約メモする」「講義音声の具体例を聞き逃さずメモする」「テンプレートに沿って最初の5秒で主題を切り出す」という一連の動作を体に叩き込むトレーニングが不可欠です。PCでの音声吹き込みに慣れるため、オンライン英会話や録音アプリを活用した実践練習が効果を発揮します。
一方、TOEFL ITPの対策は「過去問の反復演習」と「文法セクションのスピード攻略」が最短ルートです。ITPはかつてのPBT形式を受け継いでいるため、公式問題集やPBT時代の過去問を解き込むことで、出題パターンをほぼ網羅できます。特にSection 2の「Structure and Written Expression(文法問題)」は25分で40問を解く過密スケジュールの配分となっており、品詞の不一致、仮定法、倒置、分詞構文などの頻出パターンを1問20秒以内で瞬時に見抜く演習を積むことが高得点への直結ルートです。