幹線道路を昼夜問わず駆け抜ける大型トラック。それらの車体を動かすディーゼルエンジンは、日本のサプライチェーンという体の「血液」を巡らせる心臓そのものだ。しかし、環境負荷低減を求める時代の声は日に日に高まっている。
乗用車においてはEVシフトがある程度のスピード感で進む一方で、重量物を積んで長距離を走る大型トラックの電動化には、巨大なバッテリー重量と充電時間の長さという高いハードルが立ちはだかる。現場の運送業者からは「一刻も早く荷物を届けなければならないのに、途中で何時間も充電待ちはできない」という切実な声が絶えない。